冷たいお茶がおいしい季節になりましたね。
小野園は、冷茶には専用の水出し茶をおすすめしています。水出し茶は、水で抽出しやすい茶葉にしてありますので、お湯を使うことなく、ポットに茶葉と冷水を入れておけば出来上がるのでお手軽です。
おいしい冷茶を淹れるには、一度沸騰させて冷ました水を使うと良いようです。
- やかんや片手鍋などでたっぷりのお湯を沸かし、ふたを外してカルキ臭を飛ばしつつ冷まします
(電気ポットだとカルキが飛ばないので、やかんや鍋がおすすめです)。 - 水1リットルに茶葉15g(ティースプーン5から7杯)が目安です。
- ポットに茶葉を入れ、冷水を注ぎます。
- 冷蔵庫に3~6時間入れてじっくり抽出します。
暑い時期はうっかりすると水やお茶も腐りますから、気温が高い日中より、夜、おやすみになる前に仕込みをして冷蔵庫に入れておくと安心です。
それに、夜のうちに作っておくと、翌日すぐに冷たいお茶が楽しめます。
抽出しているうちに、お茶の成分が底に沈殿してしまうことがありますので、グラスに注ぐ前に軽くポットを揺すると良いですよ。
急いでいるときは、冷水を注いで10~15分待ち、トングでティーバッグを強くはさんで、成分を絞り出しても大丈夫です。バッグが破れないように気をつけてください。
また、ひとりのランチタイムやティータイムに、突然「冷たいお茶がほしい」と思い立ったときなどは、容量の小さい急須で淹れると早くできあがります。
茶葉6、7g(ティースプーン2、3杯)に水450ミリリットルを注ぎ、ときどき急須を軽くゆすって抽出をうながせば、10~15分で飲み頃に。
小野園の水出し茶は、こだわりの深むし茶を冷茶用にしたもので、爽やかな香りとすっきりした飲み口が特徴です。ぜひ一度、お試し下さい。