◆五感で楽しむ
玉露は「日本茶の最高峰」と称される、日本を代表する高級緑茶です。茶葉を覆い被せて日光をさえぎる「被覆栽培」という方法で栽培されます。
味:ほかの日本茶と比べた時の「玉露の良さ」はいろいろありますが、最大の魅力はなんといっても、そのまろやかで濃厚な味わいです。
一般的な煎茶に比べて渋みや苦みが少なく、濃厚な旨みと甘みが特徴です。
色:色もたいへん美しく、その水色(すいしょく)は鮮やかなヒスイ色。被覆栽培によりクロロフィルが増え、鮮やかな緑色の茶葉と澄んだ緑の水色が生まれるのです。
香り:やはり被覆栽培により、独特の清涼感あふれる「覆い香(おおいか)」が生まれます。
ぬくもり:玉露はぬるめのお湯で淹れるとおいしく、湯飲みごしに手のひらに伝わるほんのりしたぬくもりも、心を安らげてくれます。
このように、玉露は、味覚のみならず、視覚・嗅覚・触覚をも通じて、リラックスさせてくれるお茶なのです。
栽培に手間暇がかかるため、希少性が高いお茶ですが、独特の風味と味わいは格別です。
◆豊富なテアニンでリラックス
お茶に含まれるテアニンにはリラックス効果や集中力アップの効果が期待されており、「ほっとする」感覚はテアニンによるものと言われています。
玉露は、被覆栽培により、このテアニンが豊富に蓄積されています。
◆ここが違う!小野園の玉露
小野園では、自家農園または契約農園で栽培した茶葉を使用しています。ふだんの茶園の状態もチェックできるため、品質はお墨付き。
遠赤外線の乾燥火入れ機を用いて時間をかけてじっくりと、その高品質の茶葉に火入れを施し、旨みを引き出しています。
◆おいしい玉露の淹れ方
・温かいお茶-特別な淹れ方で引き出される奥深い味わい
「従来よりも低めの温度で、お湯の量は半分、茶葉の量と浸出時間は倍」がわかりやすい目安です。
玉露は、ほかの日本茶とは異なり、低温(40-60度程度)のお湯で時間をかけてじっくりと淹れることで、その真価が発揮されます。少量のお湯と茶葉で、ゆっくりと旨み成分を引き出すことで、まさに「和食の出汁」を思わせるような深いコクと甘みが味わえます。一煎目、二煎目、三煎目と、お湯の温度や抽出時間を変えることで、味わいの変化を楽しむことができるのも魅力です。
・冷たいお茶-贅沢な旨み
夏はぜひ冷茶でお楽しみください。
時間に余裕があるときは、氷出しがおすすめ。いっそう贅沢に旨みを味わうことができます。
◆玉露に合う食べ物
和菓子全般にはなんでもよく合います。チョコレートなども、意外に合うかもしれません。
かりがね(玉露茎茶)でのお茶漬けもおすすめです(玉露茎茶について詳細は次回)。
逆に、脂っこいものや塩辛いものにはあまり合いません。
テアニンを豊富に含んでいることから、リラックスしたいとき、来客へのおもてなしのときにぜひご利用ください。
また、玉露はカフェインも多く含んでいますので、「ここ一番、力を入れたい!」というときに飲むのもおすすめします。
【小野園の玉露はこちらから】
家庭用玉露
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家庭用玉露芽茶
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家庭用玉露粉茶
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家庭用玉露棒茶
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