お茶は風邪やインフルエンザの予防に効果があると言われています。なぜでしょうか。
カテキンがウイルスを撃退
風邪やインフルエンザのウイルスは、人間の細胞と結合し、増殖します。
特に、気温が低くて空気が乾燥している時期は、活発に飛び回り、人間の粘膜にとりつきます。鼻やのどから感染するわけですね。
ウイルスにはたんぱく質の突起があり、表面がギザギザになっています。このギザギザが粘膜にからみつくのです。
お茶に含まれているカテキンは、このギザギザに覆いかぶさって突起をなくし、ウイルスが人間の粘膜細胞にからみつくことを防ぎます。
ウイルスの型を問わない
予防接種では、対応している型とは異なった型のウイルスには効果が発揮されませんが、カテキンはウイルスそのものにとりついてやっつけるので、型は関係ありません。
ビタミンCで免疫力を高める
ビタミンCは、風邪やインフルエンザの治療に役立つといった直接の効果があるわけではありませんが、不足すると体が衰弱することは確かです。
風邪やインフルエンザにかかりにくい体をつくるという意味で、バランスの良い食事とともに、ビタミンCが豊富なお茶を日常的に飲むことは、良いことでしょう。
うがいはお茶で
ウイルスは鼻やのどの粘膜にとりつきますので、風邪の予防にはうがいが有効です。
冬の寒さと乾燥で、ウイルスは活発になります。外出から戻ったときや、人が大勢集まる場所に行ったときには念入りにうがいしましょう。ウイルスを撃退するカテキンが豊富なお茶でうがいをすると、効果がより一層アップすることが分かっています。 小野園では、うがい用の粉末茶「お茶うがい」をおすすめしております。持ち歩きに便利なコンパクトサイズですので、学校で、職場で、いつでもうがいできます。便利なシェーカーつきもご用意しました。