人と会う時はマスクを着用することが、新しいマナーとして定着しました。
これまで私たちは、インフルエンザが流行する冬や、花粉が飛ぶ春には、マスクをつけて過ごしてきましたが、これからは、真夏でもマスクが必要な場面が多くなることでしょう。
今まで以上に、熱中症には気をつけなければなりません。
折しも環境省は2020年3月に、「熱中症予防強化月間」の期間を、これまで指定してきた「7月1日から31日まで」から、「期間非設定」に変更しています(注1)。
これは、「もう熱中症に気をつけなくてよい」という意味ではありません。
むしろ逆で、「温暖化が進み、5月や10月にも夏日が観測されるようになってしまったため、熱中症にはいつだって気をつけなくてはならないので、期間はあえて設定しない」という意味です(注2)。
マスクをつけているとよけいに暑いですから、いつも以上に水分補給を心がけてください。
熱中症対策には、カフェインをあまり含まない玄米茶とほうじ茶がおすすめです(注3)。
少し変化を楽しみたいときは、玄米茶やほうじ茶を淹れるときに、ミントやレモンバーム、バジルなど、さわやかな香りのハーブの生葉を数枚加えてみてください。
ティーポットに茶葉を入れ、お湯を注いだら、ハーブの葉を数枚、加えます。
冷茶にするなら、そのまま冷ましてから冷蔵庫に入れてもいいですが、氷を加えて急速に冷やしてもおいしいですよ。
外出時は、水筒やペットボトルに移して持ち歩き、のどの渇きを感じる前に飲むと熱中症予防の効果が高まります。
また、ラテにするのもおすすめ。
濃い目に淹れた玄米茶やほうじ茶と、ミルクパンや電子レンジで温めた牛乳を混ぜ、お好みで砂糖を入れます。
お茶と牛乳の割合も、お好みで変えてみてください。これも、氷で急速に冷やしてアイスラテにするとおいしいです。
スタンダードな冷たい玄米茶・ほうじ茶の淹れ方はこちらをどうぞ。
熱中症対策にはほうじ茶
夏は冷茶も種類を豊富にしてみませんか
また、小野園では、こだわりの深むし茶を使った「上玄米茶」や、「極上ほうじ茶」をご用意しております。
明治44年創業以来の伝統の技で、真心込めて丁寧に炒りました。ぜひ一度、ご賞味ください。
注1)各種月間等のバージョンアップについて – 環境省
注2)小泉大臣記者会見録(令和2年3月31日) – 環境省
注3)カフェインについて – 食品安全委員会