地震や豪雨などの災害に備え、非常食セットを用意しているご家庭も多いかと思います。
自宅で避難生活を送る場合、最低でも3日、できれば1週間分の水と食料を備えておくとよいとされています(注1)。
非常食と言えば、パックごはん・缶詰・レトルト食品・インスタント麺などが真っ先に思い浮かぶでしょう。どれも種類が豊富ですので、家族それぞれの好みに合わせ、いろいろそろえておくと頼もしいですね。
水は、飲用・調理用あわせ、大人一人につき一日3リットル必要だとされています(注1)。日本の水道水はおおむね軟水なので、備蓄用のミネラルウォーターも軟水を選んだほうがよいようです(注2)。
しかし、ただでさえ気持ちが落ち込む災害時には、食欲もわかないものです。栄養をきちんと補給し、健康を維持するためにも、食べることを楽しいと感じることが大切です(注3)。
日持ちするようかんやビスケット、果物の缶詰といった「おやつ」も用意しておくと、食欲のない時の味方になってくれます。
ただ、おやつがあっても、飲み物が水だと少しさみしいですね。粉末茶やインスタントコーヒーといった嗜好品も非常食セットに加えてみてはいかがでしょう。
小野園の「粉末緑茶まるごとスティック」は水にもすぐ溶け、賞味期限が10カ月と長く、「消費しながら補充する」ローリングストック(注4)に向いています。
1杯分ずつ使い切りのスティックなので、衛生面も安心(手で切れます)。
万が一の時でも、お菓子とお茶でしばし心休まるひとときが過ごせるとよいですね。
注1)非常食(2) – 農林水産省
注2)食糧備蓄の基本的考え方 – 塚田芳枝・杏林大学医学部付属病院栄養部
注3)最新の知見に基づいた大規模災害時の栄養・食生活支援活動の体制について – 久保彰子・熊本県水俣保健所
注4)ローリングストックとは – 九都県市首脳会議 防災・危機管理対策委員会