暑い季節には、冷たいお茶を冷蔵庫に常備しておきたいですね。
食事や休憩の時にはもちろん、熱中症予防にもこまめに水分を補給することは大切です。ただ、お茶に含まれるカフェインには利尿作用があり、かえって体内の水分が出てしまうことがありますので、あまりたくさん飲み過ぎることはおすすめできません。
そこで、食事やリラックスタイムには、水出し煎茶でふくよかな香りとまろやかな味わいを楽しみ、のどが渇いた時にはカフェインの含有量がきわめて少ない玄米茶やほうじ茶の冷茶をいただくというのはいかがでしょうか。(※カフェインゼロではありませんので、妊娠中の方やお子様はお気をつけください)。
香ばしい玄米茶や、後味さわやかなほうじ茶は、暑い季節には冷やすといっそうおいしく感じられます。
煎茶・玄米茶・ほうじ茶のポットを冷蔵庫に並べ、気分やシーンに合わせて飲み分けてみませんか。
【冷たい玄米茶・ほうじ茶の作り方】
1. 市販のティーバッグに茶葉を入れます。水1リットルに対し、大さじ1杯が目安です。
2. やかんにお湯を沸かし、沸騰したらティーバッグを入れ、2分間煮出します。
3. 冷めたらポットに移し、冷蔵庫で冷やします。
【ここがポイント】
・茶葉をティーバッグに入れると、ポットに移す時に濾す必要がないですし、後片付けも楽です。
・煮出したお茶は、水出しのお茶よりも日持ちしますので、作り置きができます。
※水出しはその日のうち、煮出しは2、3日(冷蔵庫に保管した場合)
・ほうじ茶の茶葉や、玄米茶の玄米は、炒ってあります。
熱を加えると香ばしさがたくさん抽出されますので、水出しより煮出しのほうがおいしくできあがります。
【ひと工夫】
・夜寝る前に作ってそのまま置いておき、朝起きたらポットに移して冷蔵庫へ。
・お急ぎの場合は、少し濃いめにいつも通りの淹れ方をして、氷をいっぱい入れたグラスやポットに直接注ぐ
「オンザロック」もおすすめです。
小野園では、こだわりの深むし茶を使った「上玄米茶」や、「極上ほうじ茶」をご用意しております。
創業105年の伝統の技で、真心込めて丁寧に炒りました。ぜひ一度、ご賞味ください。