お茶をおいしく飲むためには、保管方法も重要です。
開封後の茶葉を劣化させてしまう主な原因は「空気」と「光」の二つです。
茶葉は湿気を吸いやすいものです。湿気を吸うと酸化が進み、風味や香りが落ちてしまいます。同じく、酸素に触れても酸化が進みます。また、茶葉は匂いもつきやすいものです。その性質を利用して、靴や部屋の脱臭に使えるほどです。
また、光が当たると、紫外線でやはり酸化が進みます。
湿度が高くて日差しが強い夏場は特に、茶葉の保管方法に気を付けたいですね。
金属製の茶筒(茶缶)
湿気・酸素・匂いを防ぐには、とにかく、外気に触れさせないこと。
一番良いのはなんといっても茶筒(茶缶)です。内蓋がついているものがおすすめです。
アルミ袋
アルミ製の袋に入れて売られているお茶は、その袋のまま保管して大丈夫です。口を閉じるときは、中の空気を押し出して、クリップやゴムでしっかり閉じます。そのまま茶缶に入れるともっと良いです。
ガラス瓶
パッキンがついていて、密閉できるタイプのガラス容器は気密性の高さは良いのですが、光を通してしまうので要注意です。夏の紫外線は室内まで入り込んでいます。お気に入りのレースペーパーなどで覆ってみてはいかがでしょうか。
プラスチック容器
プラスチックは匂いがつきやすいので、お茶の保管に使うのであれば、「お茶専用」のものを用意したほうが良いです。ほかの食品の保管に使ったもので茶葉を保管するのは、やめておきましょう。透明なプラスチックはガラスと同様、光を通すので紙などで覆いましょう。
いずれも、冷蔵庫には入れないほうが良いです。冷やしてしまうと、出した時に結露しやすくなるからです。夏は特に、冷蔵庫内と室内の温度差が大きく、結露が生じやすいので注意が必要です。茶葉はほかの食品の匂いを吸い込みやすいという点からも、冷蔵庫には入れないのが基本です。
温度が上がりやすいガスコンロのそば、湯気が上がるポットのそば、窓辺など日光が射しこむところも、避けた方が良いでしょう。
以上、茶葉の保管三原則は
・密閉する
・光に当てない
・冷蔵庫に入れない
です。
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