お盆・お彼岸と、家族親族が集まる機会が増える季節は、楽しいものです。
でも、おおぜいでお茶を飲む機会が増えるということは、お茶をこぼす機会も増えるということ。
カーペットにこぼしたお茶は、時間がたてばたつほど落ちにくくなります。
こぼしたらすぐに対処しましょう。
◆用意するもの
・ティッシュ(またはキッチンペーパーや白いタオル)
・霧吹きスプレー
・水
・食器用洗剤
(1)
まず、ティッシュ(またはキッチンペーパーや白いタオル)で吸い取れるだけ吸い取ります。
ごしごしこすらず、上から押さえるようにしたり、トントンと軽くたたいたりします。
こぼしたお茶を可能な限りティッシュに移すというイメージです。
(2)
ティッシュが水分を吸わなくなったら、霧吹きスプレーにきれいな水を入れて、シミ全体にかけます。
(3)
シミが薄くなるまで、(1)と(2)を繰り返します。ティッシュに色がつくうちは、お茶がカーペットに残っているということです。
(4)
何度か繰り返してもシミが残る場合は、霧吹きスプレーに薄めた食器用洗剤を入れて、シミ全体にかけます。
シミを湿らせたら、(1)と(2)を繰り返します。
コツは、ごしごしこすらないこと。こするとカーペットの繊維の奥までお茶がしみ込んだり、ティッシュがポロポロ崩れてよけいに汚れたりします。
カーペットがはがせるなら、はがして裏からもティッシュを当てて吸い取ると、より効果が高まります。
シミ抜きが終わったら、扇風機をあてたり、部屋の換気をよくしたりして、乾きやすくします。
ドライヤーは、熱でカーペットの繊維が縮んだり変形したりすることがあるので、やめておきましょう。
こちらもご覧ください
【お茶のシミ抜き – 小野園コラム】
https://onoen.jp/column/column_73.html