10月は一年最後のお茶摘みの季節です。春に摘んだお茶は新茶(一番茶)、初夏は二番茶、盛夏は三番茶、10月は四番茶または秋番茶と呼ばれます。
秋のお茶は、夏の陽射しをたっぷりと浴びていますので、カテキンとカフェインが一番多いのが特徴です。
新茶などに比べると、葉は確かに固めなのですが、その分、味がさっぱりしていて、渋みがしっかりと出ますので、お寿司、焼肉、天ぷらなど、脂っこい料理によく合い、食後やお口直しにぴったりです。
秋番茶は、熱いお湯で淹れるのがおすすめ。
カテキンが熱いお湯にたくさん溶け出し、カラダにおいしいお茶になります。
茶葉はたっぷり使ってください。
また、葉が固めなので、冷水で抽出すると、さっぱりした味わいになります。
新茶などに比べると、味が濃すぎずいくらでもゴクゴク飲める、あとくち爽やかな冷茶ができます。
また、秋番茶には、ポリサッカライドという成分もたくさん含まれています。
ポリサッカライドは熱に弱いため、たくさん摂取したいかたには、秋番茶を冷茶にして召し上がることをおすすめします。
水1リットルに対し、大さじ3杯の秋番茶をティーバッグに入れて、冷蔵庫で一昼夜冷やすだけです。
食欲の秋、実りと収穫の秋です。
ご家族みなさんで、おいしい食べ物をたくさん召し上がってください。
食卓のお供には、ヘルシーで爽やかな秋のお茶をどうぞ!
小野園の深むし茶ギフトもすっかり秋の装いです。
自信を持っておすすめしております秋のお茶を、ぜひご賞味くださいませ。