6月4日は虫歯の日。歯の健康週間の始まりです。
人間の口の中には常在菌といって、たくさんの微生物が住んでいます。
その種類は700種とも言われ、日中は唾液の働きで増殖が抑えられますが、夜、眠っている間は唾液の分泌が減るため、菌が最も増殖します。
そのためでしょうか、朝、起きてすぐのうがいや歯磨きは、口の中がさっぱりした感じがしますね。
さて、お茶にはカテキンやフッ素が含まれているということは、皆さんご存じのことと思います。
カテキンは渋みのもとで、お茶のうま味に大きく関係しています。同時に、抗菌作用があることもよく知られていますね。
カテキンを発見したのは、日本の辻村みちよ農学博士です。
朝のうがいや、食事の時の飲み物に、お茶はいかがでしょうか。
カテキンが最も多いのは煎茶と番茶で、玉露は栽培の時に日よけをするのでカテキンの生成が抑えられてやや少なめ、紅茶は茶葉を発酵させるのでかなり少ないそうです。
淹れる時の温度もたいせつです。熱いお湯で淹れるとカテキンが多くなります。(水出しにするとポリサッカロイドが多くなります)。
お茶は糖分が含まれないため、たくさん飲んでも虫歯の心配がないというのもうれしいですね。
ただ、寝る前に飲むと歯に色がついてしまうことがありますし、カフェインも含まれていますので、夜は気をつけてくださいね。
小野園では、高級ギフト茶のほか、ご家庭用のお求めやすい深むし茶もたくさんご用意しております。また、うがい専用のお茶もありますので、ぜひ一度、お試しください。