お茶は新鮮で味や香りが良いうちに飲みきっていただくのが理想です。
小野園では、お茶の保存に適した茶缶(茶筒)もご用意しています。
お茶が悪くならないよう、ぜひご利用ください。
けれど、どんなに気を付けていても、あちこちからの頂き物が重なってしまったり、長期間お留守にしたりと、さまざまな事情で、せっかくのお茶が飲みきれないこともありますよね。
また、うっかり湿気の多い場所や直射日光の当たる場所に保存してしまった、ということも。
でも、せっかくのお茶ですから、捨てたりなさらずに、どうぞ利用してください!
◎賞味期限内なら
◇うがい
飲むときと同じように淹れて、冷ましてうがいに利用してみて。
お茶には殺菌作用がありますので、風邪の予防などに効果が期待できるかも?!
また、食後の「ぶくぶくうがい」にも使えます。
お茶で口の中をさっぱりさせれば、虫歯予防にも。
◇自家製ほうじ茶
フライパンや中華鍋で炒って、おいしいほうじ茶を作りましょう。
フライパン(中華鍋)を充分に熱し、油などはひかずにそのまま「乾炒り」するだけです。良い香りが立ってきたらできあがり。
ほうじ茶は、「ほうじたて」のときが一番香りが良いのです。ご自宅でほうじたお茶は格別ですよ。
完成したほうじ茶は、小野園おすすめの茶缶に入れて保存してください。
◎賞味期限が切れているなら
◇匂い消し
だし用のパックやガーゼなど、目が細かいパックに古くなった茶葉を入れて、輪ゴムなどでしっかり口をとじます。
下駄箱、押し入れ、クローゼットなど、においがこもりがちな場所にポンッと置いておくと、消臭剤として活躍します。
◇お茶風呂
匂い消しと同様、漏れ出ないように茶葉をパックに入れ、お風呂をわかすときに浴槽に浮かべておきます。
強く揉んだりせず、自然に香りと成分が溶け出すのを待ちましょう。
ほんのり香ばしいお茶の香りがするお湯につかりながら、茶葉パックで肌をトントンとマッサージすると、とても気持ちが良いですよ。
※入浴後はお湯をすぐに流してください。浴槽に茶渋がつくことがあります
※残り湯を洗濯に使うと、洗濯ものが染まるので、ご注意ください