「粉茶」と「粉末茶」は、似ていますがちょっと違います。
「粉茶」は、細かいながらもれっきとした茶葉ですので、茶漉しが必要です。ただ、細かいのでほとんど蒸らさずに味や香りが出せるため、急須は使わず、湯呑みに直接茶漉しを置いてお湯を注いでも、おいしいお茶ができます。
お寿司屋さんの「あがり」は、この粉茶です。小野園では「寿司屋の粉茶」「玉露粉茶」などを取り扱っています。
「玉露粉茶」は、玉露を作るときに出る細かい茶葉を集めたもので、いわば「玉露のアウトレット」。玉露とまったく同じでありながら、お求め安い価格で、人気を集めています。
「粉末茶」は、茶葉を細かく砕いたもので、そのままお湯や水に溶かして飲むことができ、急須も茶漉しも必要ありません。茶葉をそのまま飲むので、カテキンやビタミンなど、お茶の成分がすべて摂取できます。
小野園の「まるごと緑茶」「粉末緑茶」は、「溶かすだけで簡単」「すぐ飲めて便利」と好評です。
お気に入りの茶葉を、市販されている茶葉粉砕用のミルや、ミキサーに付属しているミルを使い、パウダー状になるまで砕けば、「私だけの粉末茶」のできあがりです。
お茶は通常、湯のみ1杯分につき茶さじ1~2杯の茶葉が必要ですが、粉末茶はお湯に溶かして飲むので、少しの量でいつもの濃さになります。種類にもよりますが、茶さじ1杯分の茶葉で、4~5杯分の粉末茶が作れます。
お気に入りの茶葉を粉末茶にすれば、長く楽しむことができるのもおトクですね。
自家製粉末茶は保存が難しいですが、その日のうちに飲みきれば大丈夫。
朝、茶さじ1杯の茶葉で数杯分の粉末茶を作り、ガラスの小瓶などに入れておき、一日かけて飲みきるというのも楽しいですね。
残留農薬には注意したいところですが、小野園では自社農園や契約農園で、完全に管理された安全な茶葉のみを扱っておりますので、安心してお求め下さい。