お茶は暮らしに密着した飲み物です。
食事のとき、家事がひと段落したとき、仕事や勉強の合間、外出から帰ったときなどなど、毎日の生活のなかでシーンが切り替わるたびに登場するのがお茶。
新しい家庭を作り、新しい人生を始める新婚のご夫婦に、
「これからは一人前の大人として、ふたりの新しい生活を築いていってね」
という想いを込めて、お祝いにお茶を贈ってみてはいかがでしょう。
挙式・披露宴・新婚旅行を終え、いよいよ新居でスタートする新生活。
初めての朝ごはんに緑茶が添えられていたら、
「ああ、≪生活≫が始まるんだなあ」
と実感がわき、あらためて幸せと希望があふれてくることでしょう。
香典返しや満中陰志、仏事の引き出物にお茶が贈られることが多いため、そのようなイメージから「結婚のお祝いにお茶はよくない」と考えるかたも時折いらっしゃるようですが、正式なマナーとして「お茶はタブー」ということはありません。
結婚祝いでタブーとされているのは、包丁やハサミなど「切れる」もので、日本茶はもちろん、紅茶やハーブティーも慶事の贈り物として喜ばれる品物です。
また、結婚前の結納の席でもお茶が贈られることがあります。
特に九州地方では、結納品の中心となる品がお茶であるため、お茶屋さんが結納品全般を扱っているほどです。
お茶の木は、定植するとその土になつき、一度根付いたら移植できないことから、嫁ぎ先にしっかり根を下ろして生きていくように、という願いがこもっているのです。
慶事のお祝いには、小野園の深むし茶をぜひどうぞ。
世代を超え、誰にでも喜ばれるギフトとして、内祝いにも適しています。
お祝いにふさわしい紅白・金のパッケージのものや、金箔付きのギフトもご用意しています。