前回は、光や角度、色のコントラストについてお話ししました。
今回は、SNSで見てくれる人に楽しんでもらう工夫についてお話しします。
■レイアウトにひと工夫
余白を作って小物も写す
お茶が画面の真ん中にある「日の丸構図」よりも、画面の片側に少し寄っている余白のある構図のほうが映えます。
その余白には、ティーポットや急須、茶菓や茶葉を載せた小皿など、小物を置いてみるのも素敵ですね。
右下にお茶を置いて、左上に小物を置くとよく映えます。
その際、ピントはお茶に合わせます。スマートフォンで撮影する場合は、画面上で湯呑のふちあたりをタップすると、お茶にピントが合います。
SNSのだいご味は、なんといっても日々更新を重ねること。
毎日お茶の写真をアップしたっていいのです。むしろそのほうがおもしろいアカウントとして注目されるかも。
より楽しんでもらうには、小物にも工夫を。
おうちにある季節のグッズや果物、お菓子などをちょっと置いてみると、変化が生まれて楽しいSNSになります。
■個人情報には気をつけよう
よけいな写り込みに注意
一方、個人情報が知られないよう、テーブルの上にあるそのほかの私物の写りこみには気を付けてください。
シャッターを切る前に画面全体を確認し、投稿前にももう一度確認。写っていたら、アプリのトリミングや消しゴム機能を使って消すか、撮りなおしましょう。
前回の「基本的に逆光」の話にも通じますが、順光で撮影すると、撮影者の影が写りこんでしまうので、その観点からも、やはり逆光で撮影するほうがよいでしょう。
小野園トップページの写真をぜひご覧ください。
典型的な「逆光・左上に小物・湯呑や茶托とのコントラスト」写真がこれです!
https://onoen.jp/