小野園は、1911(明治44)年の5月に創業いたしました。
初代・小野米作が『八百米』を創業したのが始まりです。
同じ年、世界や日本では、どのようなことがあったのでしょうか。
■帝国劇場がオープン
東京都千代田区にある通称「帝劇」。「今日は帝劇、明日は三越」というコピーが流行語になりました。
■IBM創業(アメリカ)
コンピューター事業のIBM(International Business Machines Corporation)が、ニューヨーク州で創業しました。当時の名称は「C-T-R」。小野園と同い年なんですね。
■「モナリザ」盗難
パリのルーブル美術館から、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」が盗まれました。詩人アポリネールや画家ピカソが事件への関与を疑われて連行されるなど、大騒動となりましたが、2年後に無事発見されました。
■マリ・キュリー、2度目のノーベル賞(フランス)
ポーランド出身の科学者マリ・キュリーがノーベル化学賞を受賞しました。彼女にとっては2度目の受賞です(1度目は夫ピエールおよびアンリ・ベクレルと共同で物理学賞)。
■「全国菓子大博覧会」始まる(日本)
現在では「お菓子のオリンピック」と称される全国菓子大博覧会がこの年に始まりました。当初は「帝国菓子飴大品評会」という名称でした。
優れたお菓子には、名誉総裁賞や内閣総理大臣賞、農林水産大臣などが授与されます。
静岡県では最近、2013(平成25)年の第26回大会で沼津市の土井製菓さんが「富士の白雪カスタード」で、2017(平成29)年の第27回大会で磐田市に本店を構える玉華堂さんが「極ぷりん」で、最高賞である名誉総裁賞を受賞しました。
どちらのお菓子も、小野園のさっぱりしたほうじ茶やすがすがしい棒茶がよく合います。逆に、やや渋みがきいた濃い味の芽茶もとても合いますよ。ぜひ一緒に味わってみてくださいね。
小野園の歴史はコチラから