暑い夏は、冷たいお茶や水をかけた冷やし茶漬けがおいしいですね。
冷やし茶漬けの起源はとても古く、『源氏物語』には、光源氏が夏の盛りに水をかけたご飯「水飯」を食べるシーンがあります。
戦国時代には、短時間で栄養と水分が同時に補給できる「ファストフード」として、武士などに水漬けや湯漬けが好まれていました。現代の我々も、食欲のない時や二日酔いの時などに、お茶漬けでご飯・おかず・塩分・水分をいっぺんに摂りますね。
江戸時代になって、お茶が庶民にまで普及するようになると、お湯や水のほか、お茶をかけるようになります。
冷やし茶漬けをおいしく作るには、コツがあります。
・冷やご飯を使う
・ご飯は水で洗う
・お茶や水はよく冷やしておく
の3点です。
温かいご飯ではなく、冷やご飯を使うのがポイント。
ご飯はザルに入れて流水にさらし、表面のぬめりを落とすと、よりおいしくなります。
時間に余裕があるなら、ご飯を水で洗ってから、冷蔵庫で冷やしておくといいですね。
ご飯にかけるお茶や水も、よく冷やしたものを使うのがおすすめです。
ただ、冷たいものばかり摂っていると胃腸が弱まりますので、食後には温かいお茶を一服どうぞ。
小野園では、静岡名物の「とう菜」と、まごころ込めた特製粉末緑茶を合わせたお茶漬けの素「とう菜茶漬け」をご用意しています。
わさび、刻み海苔、白ゴマ、梅干しなどを追加でトッピングしていただくのもおいしいですし、お好みでパスタにアレンジするのもオススメです。
粉末緑茶入りなので、お湯や水でできますが、お湯ではなくお茶をかけると、さらに風味が増します。
お茶との詰め合わせ「ふるさとセット」は、小野園の大人気商品です。ぜひ一度、お試しください。